ドイツ旅行レポ 後編


荷物をホテルへ放り込み、身軽になったところで周辺の散策を開始。


ばくだん

町のそこらじゅうで売ってたお菓子。地元の名物らしいので買ってみた。
…まあ、そんなに美味いもんじゃない。
爆弾と命名。

ヤコブ

ローデンブルクの主教会、聖ヤコブ教会は工事中。
なんか、歴史ある教会がこんな風になってると…いやに残念な気持ちに。

ZIMMER FREI  ZIMMER FREI  ZIMMER FREI 

町中を散策してると、そこらじゅうでみかける「Zimmer Frei」と描かれた看板。
どうやらこの町、有名な観光地なだけあって殆どの民家が民宿を経営しているみたい。
恐らく「Zimmer Frei」=「Room free」=空き部屋アリということだろう。
ドイツ語はひとつも知らないけど、良く見る単語はなんとなく判るようになってくるもので
海外に数年滞在したら英語がペラペラになるというのも頷ける。

城壁の中を一通り見たところで、ちょっと壁の外へ。
しばらく歩くと、コーナンみたいなホームセンターを発見。
ドイツのリアルを知るには、こういう普通の店を調べねばならぬ。
というわけで、皆でホームセンターを観光。

ホームセンターのくせに、蛇口とか照明とかがいちいちかっこいい。
輸入家具という商売が成立する理由がよくわかる。
いいものが売ってたのでお土産をひとつ。

俺もZIMMER FREI

ねことうふは「Zimmer frei」を手に入れた

恥かしい日本人。


ドイツは道路標識もイカス。

UFO

[UFO着陸場所 あちら]

○

[道路で遊んでもいいよ]

街中は発見に満ちている。

夜の広場

そうこうしてるうちに日も暮れ、夕食を求めてレストランを探す。

スープ 肉

相変わらずメニューは読めないので、
適当に注文したよくわからないスープとよくわからない肉を頂く。
普通に美味だけど、よくわからないのが難点。

ホテルへ帰る前に、コンビニっぽい店で夜食を買い込む。

HARIBO  HARIBO

ドイツの食料品店でよく見かけた「HARIBO」。
これだけどこでも売ってるんだから、ドイツでは大変メジャーなお菓子に違いない。
ドイツの子供は皆コレを食べて育ったはずだ。
いかにも不味そうだが、我々もこれを食わねばドイツを知ったことにはならぬ。
ということで、一番良く見かける不味そうなグミと、見た目がヤバいけどまだマシそうな2種類を購入。

まずはグミに挑戦。
一口かじった瞬間、「まっず!」と叫び声を上げる一同。
想像を絶するマズさに、すぐさま吐き出して洗面所へ口をゆすぎに走る。
一度冷静になり、一体どのような味だったかを三人で協議。
ワインをテイスティングするかのように、グミを舐めたり口に含んだりして再度確認する面々。
全員の意見を総合した結果、
「歯磨き粉とタイヤと雑草と昆布を混ぜたような味」
とのことで決着。
ドイツの子供の味覚を疑わずにはいられない。

マズさランキング

ヤバいのが一番左の黒いヤツ。
次の、一見美味そうな黄色と黒のヤツも相当不味い。
糖でコーティングされたヤツは、最初は美味いけど段々すっぱくなってきて死ぬほど不味い。
真ん中辺りの半透明のヤツは、無理ではないけどマズい。
一番右のヤツが食べられるギリギリライン。
とんでもねえお菓子だな。

ねずみ

続けてネズミ型のお菓子。
まず、食べ物をネズミの形にするという発想が理解できない。
食べた感じは、恐ろしく甘ったるい、バッサバサのマシュマロみたいなソフトキャンディーみたいな…
グミに比べれば食べやすいけど、1つ以上食べる気にはまったくなれなかったので

ねずみ

チップがわりにしてポーカーで遊びました。

※HARIBOはこの後スタッフが美味しく頂きました

HARIBOは、日本でもたまに手に入るらしいので
見かけたら是非買ってみて頂きたい。特に黒いヤツ。罰ゲーム向け。


そうして、就学旅行のような夜は更けていく…


4日目 13日 ローテンブルク〜ニュルンベルク〜ミュンヘン

早々に起床し、引き続きローテンブルクを観光&みやげ物物色。

ローデン

ガイドブックに大体のってる有名っぽい風景を一枚。

ホテル

宿泊したユースホテル。ちょっと怖い

中世犯罪博物館

中世犯罪博物館。
実際に使われた拷問器具が3000点展示されてるらしい。アイアンメイデンとか。
しかし残念ながら休館日。くっそー

城壁 登ったり下ったり 城壁と城壁の間

城壁を歩けるらしいので、とりあえず一巡。

脱出

ローテンブルク脱出。

道にかなり迷いながら、ようやく駅に到着。

田舎

田舎。

ここから1,2時間電車に揺られ、ニュルンベルクへ。
なんとなく街中をブラブラ。

駅

ニュルンベルク駅

城壁 街中

この町も城壁に囲まれている。
街中は人も多く、都会っぽい。

スープ ソーセージ

良く判らないスープと、大量のソーセージを頂く。
右のソーセージの入ったスープは一見コンソメっぽいのにめちゃくちゃ酸っぱい。
節約のためにドリンクをノーサンキューして怪訝な顔で見られる。

あまり時間が無かったので、ものの2時間ほどでニュルンベルクを脱出。
現地で合流した友人とはここで解散。

時刻表 時刻表

ここから今晩宿を取ってるミュンヘンまで行くんだけど、時刻表が実に難解。
乗り換え案内をしてくれる機械を根性で使いこなし、なんとか乗るべき電車が判明。
結構時間が空いたので、電光掲示板が見えるハンバーガー屋でしばし休憩。

田舎

車窓から。
日本だと相当な山道でもポツポツと民家があるものだけど、こちらは町と町の間は本当に何も無い。
イメージ的には完全にドラクエの世界。

ミュンヘン

大都市・ミュンヘン到着。
とりあえず夕飯を求めて彷徨う。

市庁舎

中心部にある新市庁舎。死ぬほどカッコいい。

スープ

人気っぽい店で、よくわからないスープとかを頂く。

ホテルは空港近くの場所を取ったので、市街地から地下鉄で50分ほどかかる。
そのため早々に町を出てホテルへ。

夜の地下鉄ということで、結構怖かった。
駅員に何番線から乗ればいいのか聞いたら、凄い威圧的に教えられてこれも怖かった。

ホテル

ホテルMARRIOTT AIRPORT。
ダブルで朝食付き一泊 \7900。
プールとかもあって普通にリゾートホテルなのにこの価格!

でも死ぬほど疲れてたので、風呂に入ってすぐに就寝。


5日目 14日 ミュンヘン〜カタール〜関空

ゆったりと朝食を取り、11:40発の飛行機に合わせてタクシーで空港へ。

タクシー

ドイツのタクシーはめっちゃ早い。普通に100km/hオーバー。
カーブを曲がるだけでGを感じる。

ミュンヘン空港

空港到着。免税店で適当に買い物をして、搭乗。
また地獄の24時間が始まる。


機内食

機内食は行きと帰りで合計6回。いい加減飽きてくる

カタール 空港内

カタール空港到着。
ここで乗り換えの待ち時間5時間!
空港から出ることも出来ず、機内食のせいで腹もいっぱいなので軽食で時間をつぶすことも出来ず、
ただただ椅子に座って5時間待つ。まさに拷問。

格安航空券によっては、乗り継ぎ空港内で23時間待ちという詐欺みたいなプランも存在するので
利用しようと思う人は要注意。

ようやく搭乗し、さらに10時間ほど耐えて関空到着。
あまりの疲労で、すぐに友人と別れて帰宅、倒れるように就寝。


以上、初めての海外旅行でした。

日程が短かったので、あまりいろんな場所に行けなかったのが少々残念。
ドイツはいいところなので、また行きたいところです。

<おわり>